ピックルボールの人気はどこまで?参加人口と日本の広がり
雑誌の体験会や、仕事前の朝活でも見かけるようになったピックルボール。米国では2025年に2,430万人がプレーしたと推計されています。日本ではどんな楽しみ方が生まれているのか。参加人口のグラフと国内外の写真、主催者の発信から見ていきます。

米国の参加人口は、4年間で約5倍に
米国のスポーツ・フィットネス業界団体SFIAの推計では、2021年に480万人だった参加人口は2025年に2,430万人へ増えました。公表された数値を割ると約5.1倍です。年に少しだけ遊ぶ人も含む年間参加者の推計で、プロ選手や協会会員だけの人数ではありません。
対象は米国の6歳以上。日本や世界全体の人口に置き換えることはできません。また、2026年に発表された2,430万人は2025年の実績を推計した数字です。グラフの年は、レポートの発行年ではなくプレーした年で揃えています。
- 2021年480
- 2022年890
- 2023年1,360
- 2024年1,980
- 2025年2,430
各年の公表値を基に当サイト作成。少ない回数の参加者も含む推計値で、会員数ではありません。2026年の途中経過は含めていません。
出典:2021年:USA Pickleball(SFIA調査) / 2022年:SFIA・Pickleheads / Pickleheads / 2023年:USA Pickleball(SFIA調査) / 2024年:SFIA / 2025年:SFIA
若い世代も参加。伸び方には変化も
SFIAの2026年6月の発表では、2025年に参加率が最も高かった年齢層は13〜24歳。女性の比率は42.9%でした。米国では、シニア層だけのスポーツというイメージでは捉えきれない参加者の広がりが見られます。
一方、同年8月の途中経過の発表では、SFIAは伸びの鈍化にも触れています。ここ数年の急増が今後も同じペースで続くと決まったわけではありません。人口の推計と、これからの予測は分けて読む必要があります。
日本では、街のコートや雑誌の体験会が入口に
冒頭の写真は東京タワーのコートです。都心で遊べる施設に加え、伊豆では20面のコート整備が発表されるなど、行き先の選択肢も出てきています。街で短時間遊ぶのか、旅行に組み込むのか。施設の場所と利用方法から選ぶ楽しみがあります。
女性誌Oggiも読者向けの体験会を開催。2026年9月19日の案内では、初回の60人枠に1,000人以上の応募があったと編集部が報告しています。9月23日には参加者の服装を紹介する記事も掲載されました。運動だけでなく、スポーツウェアや休日の過ごし方から関心を持つ入口になっています。
応募数は、その体験会についての編集部の報告です。日本全体の競技人口や、全国どこでも予約が取りにくいことを示す数字ではありません。自分が参加できる場所は、初心者向け説明や貸出用具の有無も見ながら探しましょう。
東京タワーの体験案内・料金を確認する → / 伊豆リゾートヴィラの20面整備と利用案内 → / 初めてのピックルボール、何を着る?動きやすく可愛いウェアの選び方 →
仕事前の1時間に。経営者らの朝活の例も
picklejp.comの主催者レポートには、2026年6月10日、新橋で朝6時から7時まで8人が集まった記録があります。参加者には経営者やスタートアップ、メディア関係者らがいたと紹介されています。仕事の前に時間を合わせ、ダブルスで交流するという遊び方です。
この会は招待・審査制で、紹介したのは過去の開催記録です。朝活を始めたい人は、初参加を受け付ける回を探し、出勤時刻から逆算してみましょう。プレー時間だけでなく、移動と着替えまで見込むと、通える会場を選びやすくなります。
海外の一場面:韓国の交流イベントでも
韓国・平沢のCamp Humphreysでは、2026年6月11日にKATUSA Friendship Weekの大会が開かれました。米陸軍の発表によると、米韓の兵士や職員で構成された28チームが参加。写真は予選でボールを返す場面です。
一つのイベントの記録なので、韓国全体の普及度まではわかりません。それでも、ダブルスで体を動かす時間が、国をまたぐ交流の場にもなっていることが伝わってきます。

気になったら、まず1回遊ぶ予定を
はじめてなら、ルール説明とパドルの貸出がある体験会から。友人とコートを借りたいなら、人数、ネットの設置方法、用具の持参条件を見ます。道具を買うのは、貸出品で重さや握りを確かめてからでも遅くありません。
おしゃれを楽しみたい日も、仕事前に体を動かしたい朝も、最初に決めるのは行き先です。近くの施設と参加方法を確かめて、無理なく行ける一回を選んでみてください。
出典
- SFIA|米国の参加人口と調査対象 ↗確認日:2026.09.25
- SFIA|2026年途中の動向(2026年8月20日発表) ↗確認日:2026.09.25
- Oggi|読者体験会の案内・初回応募数の編集部報告 ↗確認日:2026.09.25
- Oggi|体験会参加者のファッション紹介 ↗確認日:2026.09.25
- ピックルサークル都内|2026年6月10日の活動記録 ↗確認日:2026.09.25
- ハリウッド株式会社|東京タワーの大会と施設写真(PR TIMES) ↗確認日:2026.09.25
- U.S. Army / Cpl. Eun Jun Choi|韓国・平沢の大会写真と説明(DVIDS) ↗確認日:2026.09.25
- DVIDS|写真の利用条件・非推薦の表示 ↗確認日:2026.09.25
